校訓「至誠」
新潟青陵高等学校の校訓は「至誠」。
「まごころを尽くすこと」を意味するこの言葉を校訓とし、これまでに40,000名を超える卒業生を世に送っています。
また正門付近には、「至誠」と彫られた石碑があります。
120年以上の歴史の中で、その精神は脈々と受け継がれています。
学校運営方針
卒業して振りかえって、「青陵高校を選んでよかった」、「青陵高校の3年間は自分の人生を切り拓くきっかけとなった」、という学生生活が送れるように教職員は多様な資質・能力、興味・関心、進路希望を持つ生徒の指導・支援に全力であたる
育てたい生徒像 3つのS
-
1.至 誠
自己を大切にし他者を尊重する人になろう Sincerity -
2.社会貢献
社会に役立つ人になろう Social contributions -
3.生涯学習
生涯にわたり学び続ける人になろう Sustainable learning
指導方針
「生活3原則(あじみ3原則)」
- あいさつ
- 時間厳守
- 身だしなみ
「学習3原則」
- 生活を正す
- 目標を持つ
- 継続する
「今年度の組織目標」
- 自己の教育力の向上
- いじめを許さない指導の徹底
- 学習指導及び進路指導の改善
新潟青陵高等学校のあゆみ
1900(明治33)年、女子教育家として名高い下田歌子女史により、新潟市中央区東中通に帝国婦人協会新潟支会附属裁縫講習所が設立されたのが、本校の始まりです。以来、2022年で創立122周年を迎え、私立学校としては新潟県内で最も長い歴史を有します。
沿革(昭和以前)
| 1900年(明治33年) | 下田歌子女史の帝国婦人協会新潟支会により創設され、裁縫講習所として開講 |
|---|---|
| 私立新潟女子工芸学校と改称 | |
| 1902年(明治35年) | 第1回卒業生8名を送る |
| 1910年(明治43年) | 新潟市西堀二番町789番地の市有地を無料借地し、二階建て校舎を新築し移転 |
| 1944年(昭和19年) | 校名を新潟高等実践女学校と改称 |
| 1946年(昭和21年) | 校名を財団法人新潟女子工芸学校と改称 |
| 1948年(昭和23年) | 校名を新潟女子工芸高等学校と改称 |
| 1957年(昭和32年) | 現校地(水道町一丁目5932番地)に移転 |
| 1960年(昭和35年) | 普通科新設 |
| 1962年(昭和37年) | 商業科新設 |
| 1965年(昭和40年) | 校名を新潟青陵高等学校と改称 |
| 新校章制定、新制服制定 | |
| 1986年(昭和61年) |
普通科を男女共学とする 校訓を「至誠」とし、新たに教育目標を制定 新制服を制定 |
| 1987年(昭和62年) | 現校歌制定(作詞 浮橋康彦 作曲 久住和麿) |
沿革(平成以降)
| 1991年(平成3年) | 高校女子スポーツ年間最優秀校20年間連続受賞により特別表彰される |
|---|---|
| 1994年(平成6年) | 被服科を生活服飾科と改称 |
| 1999年(平成11年) | 人工芝グラウンド完成 |
| 新潟県スポーツ最優秀校「女子の部」を通算30回受賞 | |
| 2000年(平成12年) | 創立100周年記念式典挙行 |
| 2002年(平成14年) | 全教室にエアコンを設置 |
| 2003年(平成15年) | 商業科閉科 |
| 新制服制定 | |
| 2009年(平成21年) | 制服一部改定 |
| 2010年(平成22年) | 高大一貫コース開始 |
| 創立110周年記念式典挙行 | |
| 2011年(平成23年) | 生活服飾科閉科 |
| 2012年(平成24年) | 国際チャレンジコース設置 |
| 2017年(平成29年) | 新潟県経営品質賞「とき賞」受賞 |
| 2020年(令和2年) | 創立120周年 |
新潟青陵高等学校校歌
一、遙々と遠き
信濃大河の 尽きせぬ流れ
伝統の誇り
新しき時代に刻み
自主創造の大道を
友よ手を組み 進まばや
二、見はるかすかなた
佐渡の島山 寄せ来る波の
盛り上がる力
逞しき体を鍛え
学ぶ瞳の 輝きに
我ら希望の 明日を呼ぶ
三、美しきこの地
松の色濃き 青春の陵
純白の雪に
誠実の心を磨き
友愛薫る 学び舎に
若き生命を 讃えばや
再生ボタンを押すと校歌が再生されます
校歌のこころ
作詞者 浮橋 康彦
遠い歴史を超えて、大河信濃川は流れて尽きません 。大古からの流れ、しかもその水は常に新しい 。このように青陵高等学校創学以来の伝統は、この学園に学ぶものたちに、誇りと自覚と、伝統を新しい時代に生かす使命を、語りかけます 。学校の教育方針である、自主性、創造性を具現すべく、生徒たちは力あわせ、心あわせて、堂々と前進するにちがいありません 。
こんなにも大きく美しい佐渡を見渡せる学校は、他にないでしょう 。佐渡は堂々として、しかも詩情を呼びかける姿です 。そこから海を越えて寄せてくる波は、自然の底力をこめて、力強く盛り上がり、絶えざる夢を語りかけ、若者たちの体と知識と理想を鍛えるエネルギーになります 。この学校の生徒が、実に力強く生きいきしているのは、希望への道を開拓しているからにちがいありません 。
空も海も、砂山も松も、本当に美しい環境です 。純白の雪も、美しい輝きを放ちます 。松美しき青陵は、誠実で、友愛の心に満ち、生命力にあふれた若者たちが育って行く、まさに“青春の陵”と言えると思います 。