1学年対象の出前授業は「日本赤十字社」がテーマでした。
玉木さん(日本赤十字社新潟県支部)からは、日本赤十字社新潟県支部が本校のすぐそばにあることや9つの事業や活動内容についてお話がありました。被災地への義援金の管理や義援金と寄付金の違い、自助共助を学ぶ「赤十字の防災セミナー」や「こども若者みらい会議」の紹介、新紙幣と日本赤十字社との意外な関係など日赤を身近に感じられるお話をいただきました。大阪万博には日赤のブースがあるそうで、夏の教育旅行で訪問する生徒の関心が増したようです。ちなみに日本赤十字社の公式アンバサダーは、「上白石萌音さん」だそうです。
今田さん(日本赤十字社血液センター)からは献血についてお話があり、献血の意味やそのイメージ、血液を無償で提供する「善意と思いやり」、割合が最も多いのは病気[特に悪性新生物(がん)]に苦しんでいる方への輸血であること、輸血のできる場所や採血するスペースの紹介、高校献血ノートや献血バスの紹介のあと、動画「ありがとうの手紙」が再生されました。過酷な闘病生活と輸血の大切さが伝わる内容の動画でした。
最後に、今田さんは「輸血を待つ患者さんがいることを、頭に入れておいてください。献血へのご協力をお願いします。」とお話を結ばれました。
司会を担当された押見先生からは、最後に「玉木さん、今田さんに考えるきっかけを与えていただいた。私たちも、できることからすぐに行動しましょう!」と呼びかけて出前授業を終えました。

